パーソナルカラリスト検定は独学でも合格できる?試験の合格率や勉強のコツについて解説します

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パーソナルカラリスト検定は独学でも合格できる?

パーソナルカラリスト検定は2005年にスタートして以来、5万人を超える色のスペシャリストであるカラリストを輩出しています。

美容、ファッション、ブライダル、インテリアなどなど、あらゆる販売、サービスの業界で需要が高い資格です。

この記事では、人気が高いパーソナルカラリスト検定を独学で勉強したい、独学で合格を目指したい方に必要な知識をまとめました。

タマコ

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目次

パーソナルカラリスト検定は独学でも合格できる?

色見本を見ながらタブレット操作する女性

パーソナルカラリスト検定は独学でも合格を目指せる!合格率と難易度

パーソナルカラリスト検定は、独学でも十分に合格を目指せる資格です。

パーソナルカラリスト検定を主催する「一般社団法人日本カラリスト協会」の公式ホームページにも、どんな勉強方法がいいか記載があります。

初めて受験するのですが、どのような勉強方法がよいでしょうか?

学習方法としては、①公式テキストを使っての独学、②スクール及び講座を受講、の二つの方法があります。公式テキストは、わかりやすく楽しく学習ができるようになっているので、「検定過去問題解答解説」や「CUSカラーカード」などを活用してさらに理解を深めてください。

日本カラリスト協会HPより抜粋

公式テキストや過去問を使った学習方法を紹介しているので、独学で勉強することも全く問題ありませんし、独学でも合格できる!ということが言えますね。

パーソナルカラリスト検定の合格率と難易度

パーソナルカラリスト検定の合格率は、日本カラリスト協会公式ホームページで公開されています。

1級2級3級
合格率50%前後70%75%
パーソナルカラリスト検定 合格率

2級、3級は7割以上の方が試験に合格していて、1級になると約5割と合格率は下がりますが約半数の方が合格していることから、資格の難易度はそれほど高くないと言えます。

また、パーソナルカラリスト検定の試験は「会場受検、自宅でできるWEB在宅受検、在宅ペーパー受検」の3つの選択肢がありますが、在宅ペーパー受検ではテキストを見ながら試験を受けることができるので、受検へのハードルも低くなりますね。

すべてを覚えきれない、という方は在宅ペーパー受検を選択すれば、合格に一歩近づくことができます。

参考に、色彩の資格でよく比較されることが多い「色彩検定」の合格率を確認してみました。

1級2級3級UC級
合格率39.6%77.4%76.9%85.8%
色彩検定 合格率

2022年度の合格率が公式HPで公開されています。

色彩検定も2級、3級は7割以上の合格率ですが、1級になると約4割の合格率でした。

パーソナルカラリスト検定と比べると、2級、3級は同等レベルですが、1級になると色彩検定のほうが少し難易度が高めということがわかります。

色彩検定について詳しく知りたい方はコチラ

パーソナルカラリスト検定を独学で勉強するための学習時間

パーソナルカラリスト検定は、1日30分~1時間程度の学習時間を作ることができれば試験に合格できる知識を身につけることができます。

学習時間は人によって違いはありますが、3級では約30時間程度、2級、3級を合わせて学習した場合は6ヵ月程度あればW合格も夢ではありません。

ただ、忙しい合間を縫っての資格取得は大変です。

忙しい、急な用事、疲れて、といった具合に、勉強できない日も出てくるかもしれません。

タマコ

そんな時間のない人でも、毎日5分でもいいのでコツコツと地道に学習を続けていくことが大切ですね。

試験合格をつかみ取るためには、まとまった時間を作ることも大切ですが、「毎日継続して勉強する」という習慣付けが効果を発揮してくれますよ。

パーソナルカラリスト検定を独学で学習するメリット・デメリット

パーソナルカラリスト検定を独学で学習する【メリット】

勉強にかかる費用が安く済む

独学で勉強するなかで最大のメリットは、「お金がかからない、費用を安く済ませることができる」ということです。

テキストと問題集は揃える必要はありますが、逆に言えばそれだけ揃えたらあとは必要ありません!

テキスト費用
  • パーソナルカラリスト検定3級公式テキスト(第2版) 3,700円(税込4,070円)
  • パーソナルカラリスト検定2級・1級公式テキスト(第2版) 4,900円(税込5,390円)
  • パーソナルカラリスト検定3級問題解答解説 2,000円(税込2,200円)
  • パーソナルカラリスト検定2級問題解答解説 2,000円(税込2,200円)
  • パーソナルカラリスト検定1級問題解答解説 2,000円(税込2,200円)

公式テキストと問題集を買っても、かかる費用は6~7千円前後です。

最近ではYouTubeなどで詳しく解説している動画などもありますから、それらをうまく組み合わせれば独学でも十分に理解を深めることができます。

自分のペースで勉強できる

独学はすべてが自分の思うとおりに進めることができるので、時間にとらわれず、周りに合わせる必要もなく、自分だけのペースで勉強できるメリットがあります。

忙しい主婦の場合、毎日決まった時間に勉強できるとは限りませんから、決まった時間に通うスクールやオンラインスクールなどは物理的に難しいですよね。

家事や育児・移動中のスキマ時間を使ったり、朝や寝る前の時間を使ったり、自分の都合がつく時間を有効活用できるのは、独学ならではです。

パーソナルカラリスト検定を独学で学習する【デメリット】

途中で挫折しやすい

公式テキストや問題集を揃えて、さあ勉強しよう!と意気込んでも、途中でやる気がなくなったり、モチベーションが下がってしまって挫折しやすいのは独学の最大のデメリットと言えます。

勉強できない日が続くとやる気がなくなってしまう、途中でわからない箇所があるとモチベーションが下がってしまう、など理由は様々ですが、ひとり学習は最後までいかにモチベーションを維持し続けるかが重要になってきます。

独学で勉強を続けるコツ
  • 目標を「数値化」して設定する
  • 1日1分でも勉強する時間を作る
  • 簡単そう!と思う教材を選ぶ
  • 勉強する場所を変えてみる
  • スマホ断ちして、勉強に集中する
タマコ

独学で長く勉強を続けるには、細く、長くが大切ですね。

いきなり何時間も勉強する、ちょっと難しめのテキストを選ぶ、といった行動をとると、どうしても挫折しやすくなりますから、少しずつ成功体験を積み重ねていくことで、途中で挫折しにくくなってきます。

独学はサポートが受けられない

独学の場合、分からないことがあっても誰も教えてくる人がいません。

スクールのように先生がいるわけでもないので、質問などのサポートを受けることができないことは独学のデメリットと言えます。

勉強しているとテキストだけでは解決できないことがでてきますが、それらはすべて自分で調べていく必要があります。

タマコ

自分で調べることが得意でない人には難しいかもしれません。

また、調べた情報が正しいのか、信頼できるのか、正しい情報を見分けるスキルも身につける必要があるため、時間と労力がかかってきます。

サポートを受けられないことに不安を感じる場合、自分で調べることが苦手な人は、通信講座を検討するのも手です。

ひとり学習のように勉強は自分のペースで進めながらも、進捗や質問などのサポートが受けられたりするので、効率的な学習が期待できます。

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パーソナルカラリスト検定に合格するための勉強法

パソコンを前にする女性

公式テキストで勉強する

パーソナルカラリスト検定を独学で勉強するなら、公式テキストを使って勉強しておけば間違いありません。

検定受験に必要な教材はなんですか

テキストです。副教材としてカラーカードがあります。検定試験は、各級の公式テキストから出題されます。なお、2級検定は3級公式テキストも出題範囲となり、1級検定は2級と3級の公式テキストも出題範囲となります。

日本カラリスト協会HPより抜粋

公式テキストはフルカラー印刷で写真や図がたくさん使われているのでパッと見て判断しやすく、視覚的にもわかりやすい工夫がされています。

B5サイズでコンパクトなので、持ち運びもしやすく外出先での学習にも重宝します。

タマコ

公式テキストをしっかりと網羅しておくことで、試験合格をつかむことができます!

過去問題集を使って繰り返し解く

公式テキストをひと通り学習したら、次は公式の問題集を使って理解を深めます。

「問題解答解説」は会場受検で行われる形式と同じように作られているので、試験本番と同じように問題が解けるかをチェックすることも可能です。

問題解答解説の仕様マークシート形式 問題70問 3回分(過去問を含む)
過去問で学べることは?問題の傾向がわかるようになる
試験での時間配分を想定しながら問題を解ける
苦手な箇所やもっと勉強が必要な問題が分かる

パーソナルカラリスト検定は、試験の形式によって出題数や合格の正答率が違っているので、自分が受ける試験形式が決まったら内容をしっかり確認しておきましょう。

問題集を繰り返して正解率を増やしていくことで自信にも繋がりますから、満点が取れるくらいに繰り返し解いておくと安心ですね。

パーソナルカラリスト検定の詳細

カラー見本

パーソナルカラリスト検定は、仕事にはもちろん、プライベートでも役立つ知識が学べます。

タマコ

「人と色」に着目した、色彩知識と配色調和を身につける資格試験です。

3級2級1級
受検条件制限なし制限なし2級取得者に限ります
検定料会場・WEB在宅 7,700円(税込)
3級在宅ペーパー 8,800円(カラーカード代、送料、税込)
会場・WEB在宅 11,000円(税込)会場・WEB在宅17,600円(税込)
1次または2次免除者11,000円
併願受検×
出題範囲・検定3級公式テキストまたは検定3級公式テキスト【第2版】全般色彩と文化、色彩理論、色彩とファッション、パーソナルカラー検定3級公式テキストまたは検定3級公式テキスト【第2版】全般・検定2級・1級公式テキスト(第1~5章)または検定2級・1級公式テキスト【第2版】(第1~5章)色彩と文化、色彩理論、CUS®配色調和理論、色彩を活かすテクニック、パーソナルカラー・検定3級公式テキストまたは検定3級公式テキスト【第2版】全般・検定2級・1級公式テキストまたは検定2級・1級公式テキスト【第2版】全般色彩論の系譜、CUS®配色調和理論、CUS®配色調和を活かすテクニック

一般会場(全国10カ所)

試験問題マークシート4択 70問マークシート4択 80問マークシート4択 70問
試験時間10:00~11:10(70分)12:10~13:30(80分)10:00~11:10(70分)
合格正答率70%程度70%程度80%程度

WEB在宅(自宅で受検できる)

試験問題パソコンにて出題4択 70問パソコンにて出題4択 80問パソコンにて出題4択 70問
制限時間70分80分70分
合格正答率70%程度70%程度80%程度

3級在宅ペーパー(自宅で受検できる)

試験問題語群選択、記述、論述、配色実技 82問
制限時間160分
合格正答率90%程度

パーソナルカラリスト検定は受検方法が3つ用意されていて、自分の環境に合わせて選ぶことができます。

3級に限っては在宅ペーパー試験があり、こちらは自宅でテキストを見ながら解答することができるのですが、その代わりに記述、論述、実技問題があり、合格点は90%の正答率が目安です。

パーソナルカラリスト検定は独学でも取得できる!まとめ

パーソナルカラリスト検定は独学でも十分に合格を目指せる資格と言えます。

公式テキストを基本に、過去問を繰り返すことで、独学でも合格に繋げることができます。

独学では、「勉強時間を確保すること、毎日少しでも続けること」が合格へのカギと言っても過言ではありません!

 

独学を選ぶことは費用面でのメリットがありますが、一方でモチベーションが維持できずに途中で挫折する人が多いのも独学の特徴です。

ひとり学習が不安な方、動画講義やサポートも取り入れて勉強したい、という方には、通信講座を選んでみるのもいいですね。

自分にあった学習方法を選択して、パーソナルカラリスト検定合格を目指して頑張ってください!

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