医療事務

医療事務資格は独学で合格できるの?資格の種類や難易度・勉強法をまとめました

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こんな方におすすめ

  • 医療事務は独学で合格できるか気になる!
  • 医療事務資格の種類や勉強法を知りたい

医療事務は主婦の方でも働きやすい仕事として人気の資格す。

ライフスタイルにあわせた働き方ができるので、独学で資格取得を目指す方が多いのも特徴です。

ただ医療事務の資格はたくさんあって、どの資格が自分に合うのか悩んでしまう方も多いのではないでしょうか。

この記事では、医療事務資格の種類や独学で合格を目指すための勉強法などをまとめました

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医療事務の資格は独学でも合格できるの?

医療事務は民間資格!独学でも合格を目指せる

医療事務というと、医療現場で使われる用語や普段関わることがない内容に難しそうと感じる方も多いと思いますが、資格自体は難易度も高くなく、独学でも合格を目指すことはできます。

難易度が低い理由は?

  • 試験を主宰する団体によって、テキストや参考書の持ち込みができる
  • 在宅試験を行っている試験団体が多い

テキストの持ち込みができるとはいえ、内容を理解していないとテキストがあっても問題を解くことはできません。

簡単と思い込んでいると合格することができないので、しっかり学習しておく必要はあります。

 

独学で合格するために必要なこと

独学で勉強するためには、勉強する時間を作る必要があります。

学生の時とは違い、仕事や家事、子育てと忙しい中で時間を作り出すのは難しい事ではありますが、やらなくてもいい事を削る、スキマ時間を見直すこなど時間を作り出すことができるので、まずは1日の生活を振り返ってみることをオススメします。

タマコ
タマコ

スキマ時間は1日の中で約2時間ほどあると言われています。
スマホやテレビを観ている時間、ダラダラ過ごしてしまう時間を確認してみましょう!

時間を確保できたら、次は計画を立てることが大切です。

計画を立てると「目指すゴールが分かる」「何をやればいいか明確になる」といったメリットがあり、途中で挫折しにくくなります。

主婦の場合、自分ではどうにもならない家族の都合などで計画通りに進まないことが多くありますが、何をやるべきかが分かっていれば多少の計画ズレにも対応することができますし、モチベーション維持にも役立ちます。

 

医療事務を独学で勉強するために必要な時間は?

医療事務資格の取得に必要な学習時間は、難易度が低い資格なら約200時間、難易度が高い資格では400~500時間必要と言われています。

1日1~2時間の学習時間が作ることができれば、難易度が低い資格なら3~4ヶ月、難易度が高い資格なら6ヶ月~1年とみておきましょう。

医療事務に初めて取り組む場合、普段聞きならないような慣れない用語が多く、法律や診療報酬の点数表の読み方など、ゼロから身につけることが多いため、勉強に時間がかかる人も多くいます。

学習計画を作るときは余裕を持たせておくと、焦らずに進めることができるのでおすすめです。

 

独学でも目指せる!医療事務資格4つと難易度

「医療事務」という資格は存在しません。

医療現場で行う事務業務の総称を「医療事務」といい、医療事務に関する資格はたくさんあります。

医療事務資格は国家資格ではなく全て民間資格のため、様々な団体が認定している資格が存在しています。

そのため「医療事務資格を取ろう!」と思った時に、どの資格を選べばいいのか悩んでしまう方も多くいます。

どの資格も基本的な内容は医療現場での事務業務が主ですが、ここでは代表的な4つの医療事務資格をまとめました。

 

医療事務技能審査試験(メディカルクラーク(R))

医療事務資格の中でも40年以上と歴史が長く、もっとも受験者数が多い資格です。

タマコ
タマコ

最もメジャーな資格なので、迷ったら「医療事務技能審査試験」を選ぶのが無難です。

受付業務、診療報酬請求事務業務など医療事務の業務全般について幅広く問われ、合格すると「メディカルクラーク」の称号が与えられます。

合格率は約60%前後と言われていて、難易度は高くなく、しっかり学習すれば合格を目指すことができます。

受験資格 なし
合格率 60%
受験方法 在宅試験
試験日程 年12回(毎月)
試験形式 実技Ⅰ:患者接遇/筆記2問 50分 
学科:医療事務知識/筆記25問 60分
実技Ⅱ:診療報酬請求事務/診療報酬明細書点検4問 70分
受験料 7,700円(税込)

>>一般財団法人 日本医療教育財団

 

診療報酬請求事務能力認定試験

診療報酬請求事務能力認定試験は「厚生労働省後援」の検定試験で、医療事務資格の中でもっとも難しい資格と言われています。

診療報酬請求の実務を正しく行うために必要な能力が求められ、実務経験者も多く受験する資格です。

合格率は約30%前後で難易度は高いのですが、診療報酬点数表、その他の資料の試験持ち込みが自由なので、しっかり学習すれば合格を目指すことは可能です。

受験資格 なし
合格率 30%
受験方法 指定の試験会場
試験日程 年2回(7月、12月)
試験形式 ①医療保険制度等・公費負担医療制度の概要
②保険医療機関等・療養担当規則等の基礎知識
③診療報酬等・薬価基準・材料価格基準の基礎知識
④医療用語及び医学・薬学の基礎知識
⑤医療関係法規の基礎知識
⑥介護保険制度の概要
実技試験:診療報酬請求事務の実技
受験料 9,000円(税込)

>>日本医療保険事務協会

 

医療事務認定実務者(R)

2016年に開設された新しい資格で、医療事務に関する基礎知識、診療報酬明細書の作成などの知識が問われます。

試験はマークシート形式で、テキストやノート、電卓を試験会場に持ち込めます。

合格率は約60~80%と難易度が低いので、初めて医療事務を学ぶ人にはチャレンジしやすい資格と言えます。

受験資格 なし
合格率 60~80%
受験方法 在宅試験
会場受験
試験日程 年12回(毎月)
試験形式 学科:マークシート(択一式)/10問
実技:マークシート(択一式)/ 3問
受験料

7,500円(税込)

>>全国医療福祉教育協会

 

医療事務管理士(R)技能認定試験

医療事務管理士(R)は40年以上の実績があり、日本で最初の医療事務資格として認知されています。

医療事務に関する総合的な知識や診療報酬明細書などの知識をしっかりに見つけることで、合格を目指すことができます。

合格率は約50%と他の医療事務資格と比べるとやや難易度が高いと言えます

受験資格 なし
合格率 50%
受験方法 在宅試験
会場受験
試験日程 年7回
試験形式 学科:マークシート/30問
実技:マークシート/外来1症例
受験料 7,500円(税込)

>>技能認定振興協会

 

医療事務資格を独学で勉強するメリット

学習にかかる費用が安い

独学で勉強する一番のメリットは「お金がかからない」ことです。

独学の勉強にかかる費用は、テキストや参考書の購入費だけで済むため、学習にかかる費用を安く抑えることができます。

必要なテキストは、診療点数早見表が約5千円、過去問や予想問題集、医療事務に関する参考書を数冊購入して、1万円~2万円程度見ておけば安心です。

その他、医療事務の勉強が無料でできるアプリを活用するのもおすすめです。

テキストの持ち歩きができない時や移動中、外出先のスキマ時間にスマホを使って学習することで、効率よく学習することができますよ。

 

自分のペースで勉強できる

自分の都合にあわせて学習量や学習時間を調整できるのは独学のメリットです。

主婦の場合、計画通りに進まないことはよくあること。

決まったカリキュラムで進める必要があると、計画変更のたびにストレスが溜まったりプレッシャーを感じてしまい、モチベーションが下がる原因にもなってしまいます。

今日はあまり時間がないから1ページだけやろう、時間がしっかり取れた日は少し多めに、苦手な問題を重点的に勉強しよう、というように、自分のペースで進めていけるのでストレスなく勉強に取り組めます。

 

医療事務資格を独学で勉強するデメリット

スケジュールの管理が必要

独学の学習は決められたカリキュラムがないため、自分で計画を立てて進めていく必要があります。

そのためスケジュール管理が苦手な方は、独学には向かないと言えます。

学生とは違い、忙しい主婦の場合は計画通りに行かないことがほとんど。

そうなった場合は自分で計画を立て直し、目標に向けて軌道修正できる力が必要です。

スケジュール管理が苦手、計画通りできるか不安、と思う方は、独学よりも通信教育や通学できる学校に通うことをおすすめします。

 

質問や相談ができない

医療事務資格では、どの資格でも実技試験があります。

診療報酬明細書の作成は重要な仕事の一つですが、点数表の読み方や計算方法など、初めて学ぶ方には理解が難しいことも。

独学では分からない箇所も質問や相談をする人がいないため、自分で調べて解決する必要があります

そのため理解するまでに時間がかかってしまったり、最悪解決できない場合もあります。

分からない問題を残してしまうと、その後の勉強でつまづいてしまったり、理解できずに途中で学習が進まなくなってしまう、という事も考えられます。

 

テキストや教材選びが難しい

医療事務の資格はたくさんあり、それぞれの資格に対応した公式テキストや教材はほとんど販売されていません。

そのため独学で始めるときにどんなテキストを選べばいいのか、まずはテキスト探しから始める必要があります。

とはいっても医療事務のテキストはたくさんあり、それを一つ一つ調べていくために時間と労力がかかってしまいます。

テキストが選べたとしても、学習していてしっくりこない、自分に合わない可能性もあります。

 

医療事務資格は通信講座がスムーズで取りやすい

独学と比べると費用面では高くなってしまいますが試験実施団体が提携している通信講座なら、それぞれの医療事務資格にあった教材とカリキュラムが用意されているので、安心して学習を始めることができます。

医療事務を学べる通学できるスクールもありますが、費用が高額であること、決まった時間に通学する必要があることを考えると、通信講座をおすすめします。

分かりやすい教材、スキマ学習ができるデジタル教材、質問サポートなど、独学と比べて効率よく試験合格を目指すことができます。

通信講座 ユーキャン ヒューマンアカデミー キャリカレ フォーサイト
受講料 49,000円 38,000円 41,900円 42,800円
取得できる資格 医療事務認定実務者 医療事務認定実務者 医療事務資格試験 診療報酬請求事務能力認定試験
学習期間 4ヶ月 6ヶ月 3ヶ月 6ヶ月
スマホ学習 Webテキスト
進捗管理
Webテスト
講義動画
難解漢字ドリル
一問一答 講義動画・音声講義
Webテキスト
確認テスト
スケジュール
進捗管理
サポート 質問:1日3回まで
添削:3回
質問:回数無制限
添削:3回
質問:回数無制限
添削:3回
質問:10回
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まとめ

医療事務の資格は独学でも取得することは可能です。

独学は学習にかかる費用を安く抑えることができ、自分のペースで学習できるメリットがある一方、スケジュール管理が苦手な方、自分で調べたりすることが苦手な方にはおすすめできません。

確実に合格を目指したい場合には、通信講座を利用するのも選択肢の一つです。

独学と比べて費用面では劣りますが、決まったカリキュラムで進められる、分かりやすいテキストが用意されている、質問などのサポートが受けられるなど、メリットも多くあります。

医療事務は年齢に関係なく、ライフスタイルにあわせて働きやすいので、主婦の方には長く働くことができる職場です。

自分に合う学習方法を見つけ、資格取得を目指して頑張ってください!

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