中小企業診断士とは?独学で資格が取れる?難易度・合格率・おすすめ通信講座

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中小企業診断士の仕事内容・難易度
こんな方におすすめ
  • 中小企業診断士に興味がある方
  • 中小企業診断士の勉強ができるオンライン講座を探している方

中小企業診断士は一般的にあまり知られていない資格で、具体的にどんな資格なのか、どんなことをするのか分からない方も多いのではないでしょうか。

この記事では、中小企業診断士とはどんな資格なのか、独学で資格を取ることができるのか、資格の勉強時間、難易度、合格率についてまとめました。

中小企業診断士おすすめの通信講座

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不合格の場合、全額返金保証
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目次

中小企業診断士とはどんな資格?

中小企業診断士は国家資格

中小企業診断士は、「中小企業支援法」に基づく国家資格です。

中小企業の経営診断、経営に関する助言を行うことができる資格で、政府および地方自治体が行う経営診断業務を行うものを登録する制度、という位置づけになっています。

業務独占資格や名称独占資格とする規定はありません。

ですが、経済産業省へ登録すれば中小企業診断士の資格名称が担保されるなどのことから、名称独占資格と準ずる扱いを受けることが多くあります。

中小企業診断士の仕事内容

中小企業診断士は、中小企業者からの依頼に応じて経営診断や助言を行うのが主な仕事です。

中小企業の現状を把握・分析し、企業の経営や技術に関して成長できるような助言を行う、コンサルタント業務を行います。

  • 中小企業の経営状況の診断や経営に関する助言を行う
  • 中小企業の技術に関する助言やそれに必要な試験や研究を行う
  • 中小企業の経営や技術に関して研修を行う
  • 中小企業支援担当者の要請や研修を行う

中小企業診断士として個人で活動する以外にも、企業に属して企業内診断士として活動することもできます。

データでみてみると、中小企業診断士として独立して働く人が約3割で、民間企業や金融機関などで働く人は約5割と、企業に属して働く場合が多くなっています

企業内での仕事では、中小企業診断士の知識に基づいた社内からの改善提案が主な業務で、現場視点で業務改善に取り組んでいくことができます。

中小企業診断士のメリット・デメリット

メリット

女性目線からの視点が役に立つ

中小企業診断士として正式に会員登録されている性別の割合は、男性が約97%、女性が約3%と、かなり女性が少ないことが分かります。

これって女性には不向きってこと?と思うかもしれませんが、そんなことはありません!

女性が少ないからこそ、女性ならではの活躍ができるチャンスがあるのです。

女性向けの会社を運営している方、女性経営者が中小企業診断士に相談する場合、男性よりも女性の診断士に相談したいと考えるはずです。

それは女性中小企業診断士の強みでもあります。

女性の目線から受けられるアドバイスや企業戦略はより身近に感じてもらえますし、経営者からすれば具体的かつ合理的に話が進められます。

女性診断士だから仕事を獲得できるチャンスがある

女性だから声をかけてもらえる、仕事を獲得できるということはあります。

診断士のコミュニティなどに入っていると、そこから声をかけてもらえることもあり、それが女性だからということもあります。

実力ではなくて女性だから、というのは女性から見ると軽視されていると思うかもしれませんが、まずは仕事をして実績を上げていく必要がありますから、きっかけはフルに活かし、人脈を広げていくチャンスです。

女性ならではの安心感で身近に感じてもらえる

診断士に相談する、というとかしこまってしまう印象がありますが、診断士が女性であると男性とは違った柔らかい印象から身近に感じてもらうことができます

また中小企業診断士は役所や商工会での窓口相談を受ける機会もありますが、そういった場でも女性は相談者に安心感をを与え、場を和ませることができます。

中小企業診断士は男性が多い中で女性は目に付きますし、笑顔で迎えられると相手にも安心感を与えることができますね。

デメリット

独立開業はできるが運営していくのが難しい

中小企業診断士として独立開業することは可能です。

しかしながら、中小企業診断士のスキルだけで独立しても運営していくのが難しいのが現状です。

中小企業診断士の資格保持者のうち約5割が企業内診断士として働いて、士業と呼ばれる資格の中でも独立開業する割合が低い現状があります。

独立開業するならば中小企業診断士と相性の良い資格を取得し、ダブルライセンスを保持することが良いでしょう。

中小企業診断士の相性の良い資格

・ファイナンシャルプランナー
・社会保険労務士
・行政書士
・税理士
・公認会計士
・不動産鑑定士
・司法書士
・弁護士
・弁理士

中小企業診断士資格の詳細・合格率と難易度

中小企業診断士の詳細

主催一般社団法人 中小企業診断協会
受験資格【一次試験】
年齢、学歴、に関係なく、どなたでも受験できます
【二次試験の筆記試験】
一次試験に合格していること
【口述試験】
二次試験の筆記試験に合格していること
試験日第一次試験、第二次試験とも年1回
受験料金【一次試験】 13,000円
【二次試験】 17,200円
難易度・学習時間は約1000時間程度と言われる
・中小企業診断士は経済学、財務・会計、経営法務など覚える分野が幅広い
・暗記すれば正解するような問題ではなく、自分で考えて答えを導き出す問題である

中小企業診断士の合格率

中小企業診断士の合格率は「4~8%」とかなり低く、難易度は高いと言えます。

中小企業診断士試験は一次試験、二次試験とあり、一次試験に合格した場合は3年間有効です。

万が一二次試験が不合格だった場合、一次試験合格から3年以内に二次試験に合格する必要があります。

令和の合格率

【令和 2年度】
一次合格 42.5% 二次合格 18.4% 試験合格率 7.8%
【令和元年度】
一次合格 30.2% 二次合格 18.3% 試験合格率 5.5%

中小企業診断士の難易度

中小企業診断士は合格率が4~8%とかなり難易度の高い資格です。

他の国家資格の合格率と比べてみても、合格率が低く取得が難しい資格と言えます。

国家資格合格率
税理士18%
宅地建物取引士15~17%
行政書士11~15%
公認会計士10%
社会保険労務士6~7%
中小企業診断士4~8%
司法書士3~5%

中小企業診断士がここまで合格率が低いのには、二次試験の評価基準にあります。

評価基準

【一次試験】
マークシート方式による絶対評価

【二次試験】
上位約20%が合格する相対評価

二次試験については解答が発表されたことがなく合格基準が明確になっていませんが、これまでの結果を見ると二次試験合格率が20%前後で推移しているため相対評価でないかと言われています

そのため、その年に試験を受ける受験生のレベルでも変わってくることもあります。

ただ確実に合格を目指すためには、他の受験生よりも高い点数を目指していくしかありません。

中小企業診断士資格は独学で取得できる?

女性と?マーク

忙しい主婦でもやる気次第で資格は取れる!

中小企業診断士の資格を取得するために必要とされる勉強時間は「約1000時間」程度と言われています。

数ヶ月勉強してすぐに資格が取れることは、まずないと言ってよいでしょう。

タマコ

中小企業診断士の資格は網羅する範囲が広く覚えることも多いので、1年くらいかけてじっくり勉強するくらいの気持ちが必要です。

でも忙しい主婦に1000時間も勉強する時間なんて取れない!と思うかもしれません。

参照:一般社団法人 中小企業診断協会HP

一般社団法人 中小企業診断協会がまとめた「令和2年度第1次試験」の年齢別人数を見てみると、30代から40代が圧倒的に多いことが分かります。

30代、40代は男女問わず仕事も家庭も一番忙しい時期です。

それでも30~40代の受験が多いということは、働きながらでも、忙しくても、やり方次第では合格を目指して勉強することができます。

独学で勉強するには難易度が高い

中小企業診断士の資格取得は、独学で不可能ではありませんが難易度はかなり高いものになります。

タマコ

中小企業診断士試験に合格するまでの平均受験回数は3回という結果のとおり、多くの人は1年以上は勉強をして試験に挑戦してます。

独学で勉強していくコツは、勉強時間の確保をして計画を立てて学習を進めていくことですが、途中でつまづいたり計画通り進まなくなって途中で挫折してしまうことが多くあります。

限られた時間の中で効率よく要点を絞って学習できるかが、独学で結果を出す手段になります。

中小企業診断士の勉強ができるおすすめ通信講座

中小企業診断士が学べる通信講座
受講費用 200,000円~ 53,900円~ 63,800円~
スマホ学習対応
質問回数 回数無制限 10回まで無料 10回まで無料
講座の特徴
・合格体験記の協力で「合格お祝い金」制度
・教育給付金制度対象
・受講費用が安い
・映像講義をダウンロード可能
・不合格の場合、全額返金保証
・教育給付金制度対象

中小企業診断士試験の勉強を効率よく進めていきたい方には、通信講座を選択してみてはいかがでしょうか。

タマコ

通信講座のメリットは、合格を目指せるカリキュラムや教材、充実したサポートが受けられるので、効率よく勉強を進められることです。

主婦が資格取得を目指す場合、スキマ時間を活かして勉強する時間を作れるかがカギになってきます。

自分のスタイルに合った通信講座を探してみてはいかがでしょうか。

クレアール

コース・受講料金1次2次ストレート合格スタンダードコースWEB通信(1次7科目+2次) 200,000円
(その他、パーフェクトコース、ハイスピードコース、アドバンスコース、ハイグレードコース、単価講座もあり)
学習教材【配本用教材】
1次合格テキスト7冊 ●1次過去問題集7冊 ●1次1000問ノック答練7冊 ●2次合格テキスト1冊 ●2次過去問題集4冊 ●1次2次各種答練29セット 1次2次公開模試各1セット
【DL(ダウンロード)教材】
●配本教材全てのダウンロード(PDF形式)可能 ●財務・会計ベーシックレジュメ ●1次年度別過去問題 ●2次直前対策レジュメ ●各種講義資料 ●合格ゼミ課題3セット
メリット・教育訓練給付金指定対象(1次5科目選択以上)
・初めて学習する人でもカリキュラムに沿って勉強すればストレート合格が目指せる
・1次5科目選択以上のコースを受講して1次2次完全合格をすると合格祝賀金として50000円がもらえる
・テキストがすべてPDFでダウンロードができるので、スマホやパソコンで学習ができる

\電話・Webで気軽に無料相談ができます/

【参考】クレアール「中小企業診断士講座」の口コミ・評判は?特徴や料金をまとめました

 

スタディング

コース・受講料金(人気コース)中小企業診断士 1次2次合格コース
ミニマムコース 53,900円
スタンダードコース 59,400円
コンプリートコース 79,200円
学習教材【ミニマムコース】
1次基礎講座、2次基礎講座が含まれたコース
【スタンダードコース】
「ミニマムコース」に合格戦略講座、簿記入門講座、スマート問題集、過去問セレクト講座、1次試験年度別過去問題集を追加したコース
【コンプリートコース】
「スタンダードコース」に直前対策講座、合格模試を追加したコース
メリット・すべての教材がオンラインで完結しています
・他の通信講座と比較しても受講料金が安い
・試験に合格した場合は、合格お祝い金10,000円がもらえます
・短期間で国家試験に合格した人たちの勉強法を徹底的に研究して作られたカリキュラム
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【参考】スタディング「中小企業診断士講座」の口コミ・評判は?合格率や料金をまとめました

フォーサイト

コース・受講料金バリューセット1 2022年試験対策(1次試験対策) 63,800円
バリューセット2 2022年試験対策(1次・2次試験対策) 77,800円
学習教材【バリューセット1】
・テキスト、問題集、演習ノート、模擬試験
・eラーニング
・補足資料・副教材
(受講ガイド、戦略立案編、合格必勝編、入門講座、資格マンガ、無料メール質問 21回)
【バリューセット2】
・テキスト、問題集、演習ノート、模擬試験
・2次試験対策(問題集 2冊、演習ノート 5冊)
・eラーニング
・補足資料・副教材
(受講ガイド、戦略立案編、合格必勝編、入門講座、資格マンガ、無料メール質問 25回)
メリット・全国平均合格率の1.37倍(フォーサイト50% 全国平均合格率36.4%)
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【参考】フォーサイト「中小企業診断士講座」の口コミ・評判は?合格率や料金をまとめました

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