「定年のない仕事が知りたい」「60歳以降も働くために必要な資格が知りたい」と思っている40代女性におすすめの記事です
40代を過ぎたころから、60代以降の老後について不安を感じる方が多くなってきます。
「このまま60歳を迎えた時、老後資金は足りるのか?」「子どもの教育資金で老後の貯金ができるか心配」「定年を過ぎても元気なら働きたい」と考える女性も増えています。
私たち40代が60代になったころ、年金制度がどうなっているか分からない不安もあります・・
「高年齢者雇用安定法」で定年が65歳まで伸びた企業も多くなりましたが、すべての企業がそうではありません。
年金もあてにできない今、60歳で定年になっても元気なうちは働きたい!と思うのは当然なことですね。
この記事では、定年のない仕事で働くためにあると有利な資格についてまとめました。
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40代女性が定年のない仕事に就くために考えたいこと
何のために?どのように働く?まずは目的を明確化!
40代から新しい仕事にチャレンジするということは、一生の仕事になる可能性もあります。
長く働くためには、「何のために自分が働くのか?」「どのような働き方をしたいのか?」という目的を明確にしておくと、働くことへのモチベーションを持ち続けることができます。
- 働くことでやりがいや生きがいを感じたい
- 一緒に働く人たちとの繋がりを感じたい
- 安定した収入を得たい
- 老後資金が不安だから60歳を過ぎても働きたい
このような目標をもって働くことは、仕事を長く続けていくうえで大切です。
そして次は、「どんな資格を取るのがよいか?」考えていくことになりますが、ただ取りたい資格を取っても仕事には繋がりません。
資格を取得することによって、携われる仕事は何があるのか?その仕事に自分が興味を持てるのか?という点も考慮する必要があります。
資格を取るための勉強法
資格を取るための勉強法は色々あります。
勉強に時間がたっぷり取れる人、スキマ時間を活用したい人、場所を選ばず勉強したい人など、自分にあった勉強法を見つけられると、スムーズに学習を進めることができます。
独学で学ぶ
メリット
- 参考書などのコストが安く抑えられる
- 思った時にいつでも手軽に始められる
- 自分のペースで学習することができる
デメリット
- モチベーションを維持するのが難しい
- 挫折しやすい
- どの教材を選べばよいか分からない
- 学習ペースを自分で管理しなければならない
スクールで学ぶ
メリット
- 資格を取るために最適なカリキュラムと教材が用意されている
- 分からないことや疑問におもったことは講師にすぐ確認できる
- 一緒に勉強する仲間がいるのでモチベーションを維持できる
- 授業以外でもアドバイスを受けたり、最新情報を教えてもらえる
- 強制的に勉強する場を作れる
デメリット
- 入学金、授業料、教材費などに高額な費用がかかる
- 通学する時間が必要になる
- 決められた時間に授業に参加しなければならない
- 通学できる場所にスクールがないと通うことができない
通信講座で学ぶ
メリット
- 費用を抑えることができる
- 自分のペースで勉強することができる
- 仕事や家事・育児のスキマ時間に学習しやすい
- 資格取得に重点を置いているので資格を取得しやすい
- スマホやパソコンで動画講義も見ることができる
- 質問や進捗のサポートが充実している
デメリット
- 一人で学習するので挫折しやすい
- 自己管理ができないと進められない
- モチベーションを保つことが難しい
挫折しないで続けられる勉強方法を選ぶ
どんな勉強方法もメリットやデメリットがあります。
40代の女性は仕事に家事に育児に忙しいので、資格取得にどれだけのお金と時間が使えるかで勉強方法は人それぞれ変わってきます。
自分の生活の中でどの勉強方法があっているのかを考えて選択することが大切です。
資格を取得したあとに目指すライフステージを意識して勉強に取り組めば、どの勉強方法を選んでもモチベーションを持ち続けることができます。
40代女性におすすめの資格・定年のない仕事7選
社会保険労務士
社会保険労務士は国家資格で、労務や社会保険のスペシャリストです。
社会保険労務士しかできない独占業務もあり、労務や人事には欠かせない資格です。
企業に勤める場合は定年がありますが、独立開業したり、個人事務所に勤めれば定年に関係なく長く働くことができます。
メリット
- 社会保険労務士しかできない独占業務がある
- 企業に努めることもできるし、独立開業もできる
- 労働基準法、社会保険、厚生年金などの法律を学ぶことができる
- 社会保険労務士と相性が良い資格を取ると、活動範囲が広がる
(例えば、税理士、中小企業診断士、簿記など)
中小企業診断士
中小企業診断士は、「ビジネスパーソンが新たに取得したい資格 第1位」に選ばれる人気の資格です。
参照:「新たに取得したい資格ランキング」(日本経済新聞・2016年1月12日付)
中小企業は日本国内の全企業数99%を占めているため、中小企業診断士の活躍する場は多くあります。
資格を持っていることで成り立つ仕事で、定年に関係なく長く働くことができます。
メリット
- 独立開業も可能、セカンドキャリアとして独立して働くことができる
- 中小企業診断士と相性が良い資格を取ると、活動範囲が広がる
(例えば、社会保険労務士、行政書士、公認会計士など) - 資格取得後も研究会や勉強会などで幅広いネットワークを形成することができる
登録販売者
登録販売者は女性に人気がある民間資格です。
医薬品を扱う資格のため社会的信用度も高く、求人は全国にあるので働きやすいのも特徴です。
受験者数は年々増加していて、2013年は3万人弱だったのが、2021年3月には6.5万にを超えています。
社会的ニーズも高いので、長く働き続けることができます。
メリット
- ドラッグストアや薬局は日本全国に多くあるので、求人を見つけやすい
- 女性が多い職場が多く、女性が働きやすい職場環境が整っているところが多い
- 正社員、パート、派遣社員など、働き方を選びやすい
宅地建物取引士(宅建士)
宅地建物取引士は不動産業界では必ず必要な資格で、従業員の5名に1人以上の割合で宅建士の資格保持者が必要になります。
そのため宅地建物取引士の資格を持っていると、不動産業界への就職は特に有利です。
キャリアを積んだあと、個人で独立することも可能です。
その場合、手続きが簡単で初期費用も少なく、物の在庫などを抱えることもないので、独立開業しやすい資格です。
メリット
- 不動産業界への転職や就職に有利
- 独立開業も可能、セカンドキャリアとして独立して働くことができる
- 一般的な企業と比べて高収入が期待できる
- 宅地建物取引士と相性が良い資格を取ると、活動範囲が広がる
(例えば、管理業務主任者、FP、など)
介護福祉士実務者研修
介護福祉士実務者研修はかつてホームヘルパー1級と呼ばれていた資格で、2013年からは今の「実務者研修」という制度に代わりました。
実務者研修は、すべての介護業務に従事するために必要な知識と技術を身に付けた資格です。
実務者研修の資格を持っていることで、実務的な知識を持っていると認めてもらえるので就職も有利になったり、信頼してもらうことができます。
メリット
- 資格を持っていることで実務的な知識があるとして介護職への就職や転職に有利になる
- 国家資格の介護福祉士へのステップアップにつながる
- 介護施設は年々増加しているので、働く場所が多く、長く仕事をすることができる
医療事務
医療事務は、病院やクリニックなどの医療機関で患者の対応をする受付業務だけでなく医療費計算、診療報酬の明細所を作成したりする仕事です。
医療事務は資格がなくても働くことができますが、資格を持っていれば即戦力として就職や転職も有利になります。
年齢制限がない職場も多いので、長く働くことができます。
メリット
- 医療事務の知識があると認められ、就職や転職に有利になる
- 病院は数多くあるので、勤務地を選びやすい
- 勤務形態や働き方が選びやすくライフスタイルに合わせやすい
40代女性におすすめの資格・定年のない仕事・まとめ
40代の女性が定年のない仕事に就くには、今から資格を取得してキャリアを積んでおくと更に仕事の幅が広がっていきます。
定年に関係なく、長く働くためには資格は強みになります。
- 社会保険労務士
- 中小企業診断士
- 登録販売者
- 宅地建物取引士
- 介護福祉士実務者研修
- 医療事務
これらの資格は、相性の良い他の資格と併せることでキャリアアップを目指すことができたり、独立開業をすることができます。
資格を取るときには、自分が何のために働きたい?どのように働きたいか?目的を明確にしておくと、途中で挫折することなく勉強を続けることができます!
人生100年時代の今、60歳を過ぎてもお金の心配することなく楽しく生活するために、定年のない仕事に就いて明るい老後を目指していきたいですね。
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