40代になると、ライフスタイルが変化する女性も多いのではないでしょうか。 そして、これから先の働き方を見直す機会も増えてくるタイミングです。 40代は住宅ローン、子どもの教育費用、老後の貯蓄など、何かとお金が必要な時期でもあります。

これから需要が増える仕事

需要がある仕事に就くために、資格を取るのは有効です。 短期間で効率よく資格取得を目指すなら、通信講座の利用を検討してみてはいかがでしょうか。 通信講座は「仕事や家事のスキマ時間に学習できる」「費用が抑えられる」「学習スケジュールが立てやすい」「基礎から応用まで体系的に学習できる」など、メリットがたくさんあります。 独学で何度も挫折してしまった経験がある方、短期間で集中して学習したい方はチェックしてみてください!
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【40代女性向け】これから需要が増える「仕事」と「資格」
介護職
需要が増える理由 | ・少子高齢化による高齢者の増加 ・人の手が必要な仕事 ・人材が足りていない |
おすすめな資格 | ・介護福祉士 ・介護職員実務者研修 ・介護職員初任者研修 |
メリット | ・人材不足の為、求人が多い ・求人が多いので、働く場所、条件を選びやすい ・安定して働くことができる |
デメリット | ・肉体労働のため体力がないと大変 ・給料が安い(資格を取得すれば手当がつくところが多い) ・女性が多い職場の為、人間関係が難しいこともある |
日本人の平均寿命が延びてきたこと、少子化による若者の減少により、日本は高齢化が慢性的になっています。 引用:介護職員不足の実態と要因 これにより、介護を受ける高齢者の割合も年々増加しています。 そのため、介護現場は常に利用者が満員、という状態が続いています。 利用できる人を増やすため介護施設は増えていますが、その現場で働いてくれる人材が足りていない状態です。
引用:平成29年度介護労働実態調査((公財)介護労働安定センター) 人出不足を感じている介護施設は全体の6割以上にもなります。 介護職は体力が必要な肉体労働でもあり、人手不足を解消するために1人あたりの仕事量が増えてしまう、時間外労働が多いなど、働く上での問題点は多くあります。 仕事量と見合った給料がもらえない、給料が安いというもの介護職離れの原因にもなっています。

資格名 | 介護福祉士 |
受験資格 | ・3年以上の実務経験+実務者研修を修了 ・指定された養成施設等を卒業 ・福祉系の高校で定められた科目・単位を取得し卒業 (学歴・年齢・性別などは不問) |
受験費用 | 18,380円 |
学習期間 | 約250時間 (1日2時間で3ヶ月) |
試験日程 | 年1回(筆記:1月 実技:3月) |
合格率 | 約70% |
看護師
需要が増える理由 | ・少子高齢化による高齢者の増加 ・人の手が必要な仕事 ・人材が足りていない |
おすすめな資格 | ・看護師 ・准看護師 ・助産師 ・保健師 |
メリット | ・給料が高く、求人も多くある ・正社員、パート、アルバイトなど、働き方に選択肢が多い ・女性が多いので育児、介護に対しても理解を得られやすい |
デメリット | ・資格取得に長い時間がかかる ・学校に通わなくては資格が取得できない ・小さな子どもががいる人は難しい |
病院で働く看護師以外にも、訪問看護など介護業界で働く看護師も需要が増えています。 看護師は慢性的に人材不足のところが多く、原因としては結婚・出産により退職してしまう女性が多いからです。 そのため求人は安定して需要があり、就職先を探しやすい仕事になっています。 また給料の面からみても他の職種と比べて金額が高く、夜勤をすれば更に給料UPが見込めます。 ただ看護師資格を取る場合、「文部大臣指定の学校、もしくは厚生労働大臣指定の看護師養成所において、3年以上の教育期間が必要である」という条件があります。

保育士
需要が増える理由 | ・人の手が必要な仕事 ・共働き世帯は今後益々増加していくため、保育園、保育施設も増加していく ・保育施設が増えてきている反面、人材が足りていない ・受験資格を満たしていれば通信講座でも取得を目指せる |
おすすめな資格 | ・保育士 ・チャイルドコーチング ・チャイルドマインダー |
メリット | ・子育て経験を活かすことができる ・学校に通わなくても通信講座で学習することができる ・正社員、パート、アルバイトなど、働き方に選択肢が多い ・働ける職場が多くあるので条件に合わせて選びやすい |
デメリット | ・肉体労働のため体力がないと大変 ・仕事の量が多いので一人あたりの負担が大きい ・職場や保護者などとの人間関係が難しいこともある |
共働き世帯の増加によって、子どもを保育園に預けたくても預けられないと問題になったこともあり、保育園、保育施設が随分と増えてきました。 ただ施設が増えていても、保育士として働いてくれる人材が足りていないという現状があります。
平成29年度末 人材不足の状況
資格名称 | 保育士 |
受験資格 | ・平成3年3月31日以前卒業 受験資格有り ・平成3年4月1日以降卒業で保育科を平成8年3月31日以前に卒業 受験資格有り ・2年以上かつ2880時間以上、児童等の保護または援護に従事した勤務経験がある ・受験資格に該当する施設で働いている場合 受験資格有り |
受験料 | 7,700円 |
試験日程 | 年2回 前期:筆記4月 実技7月 後期:筆記10月 実技12月 |
平均学習時間 | 100~180時間 (1日1時間で3~6ヶ月) |
合格率 | 約70% |
Webデザイナー
需要が増える理由 | ・機械やAIができない、クリエイティブな仕事 ・インターネット上での取引は今後も増加が見込まれる |
おすすめな資格 | ・Webクリエイター能力認定試験 ・ウェブデザイン技能検定(国家資格) ・HTML5プロフェッショナル認定資格 ・アドビ認定エキスパート |
メリット | ・Web業界は今後も需要が高い ・パソコンがあれば場所を選ばずに仕事ができる ・資格がなくてもスキルがあれば仕事ができる |
デメリット | ・家庭の都合で仕事ができない日があっても納期は絶対に守る必要がある ・Webデザイナーが増えているため仕事の獲得が厳しくなっている ・仕事に必要なパソコンやソフトウェアなど初期投資が必要 |
Webデザイナーはここ10年の間で急成長しました。 スマートフォンの普及によって、インターネットでの広告やwebサイト、SNSなどでWebデザイナーの需要が多くなっています。 引用:宣伝会議 Webデザイナーはパソコン1台あればどこでも仕事ができるので、家事育児などでまとまった時間が取りにくい主婦の方には在宅ワークで働くことができます。

ITエンジニア
需要が増える理由 | ・現在もITエンジニアは不足しているし、今後も変わらないと言われている ・ウェブビジネスは今後も拡大していくと予想されている ・AIが変わりに出来る仕事ではない |
おすすめな資格 | ・応用情報技術者 ・情報セキュリティスペシャリスト ・ネットワークスペシャリスト ・データベーススペシャリスト |
メリット | ・給料が高い ・就職先が多い ・在宅ワークなど自由な働き方の企業が多い |
デメリット | ・仕事が忙しく、残業が多い職場が多い ・IT業界の進歩は早いので、常に勉強が必要になる |
急速に需要が高まっているIT化のなかで重要な役割を担うのが、ITエンジニアです。 ITエンジニアは、コンピュータのネットワークやウェブサイトなどのシステム作成を行うことが仕事です。 このようなIT業界は、AIに代わっていくのではないかと心配な声も聞かれますが、ITエンジニアの業務がAIに代わることは有りません。

エステ・リラクゼーションサロン
需要が増える理由 | ・ストレス解消、リラックスするための手段として利用が増えている ・女性だけでなく男性も美容への意識が高まっていて利用者が増えている ・機械化できないサービスでその場に行かないと受けられないサービス |
おすすめな資格 | ・認定エステティシャン ・リンパケア資格 ・リラクゼーションセラピスト認定資格 |
メリット | ・個人でサロンや店舗を構えるなど独立開業も視野に入れられる ・一度身につければ一時的に仕事から離れても再開しやすい ・自分自身や家族に施術することができる ・未経験からでも働くことができる |
デメリット | ・サービス業のため、土日は仕事になってしまう ・独立してもお客様が来るとは限らない、努力が必要 |
SNSの普及も影響して、美容への関心や意識が高まってきています。 それは女性だけにとどまらず、男性にも「エステ」や「脱毛」などといった美容サロンの利用が増加するようになりました。 また何かとストレスがたまりやすい中で、リンパケアやマッサージなどリラクゼーションサロンが、人の手による癒しの空間として需要が年々増加しています。 エステやリラクゼーションサロンは、その場所に行かないとサービスを受けることができないもので、機械による代替ができませんから、今後も安定して働ける仕事と言えます。
営業職
需要が増える理由 | ・専門的な知識を持った人が必要 ・顧客に寄り添い、顧客の課題を探し出すには人による営業が不可欠 |
おすすめな資格 | ・営業士 ・販売士 ・中小企業診断士 ・消費生活アドバイザー ・宅地建物取引士 ・ファイナンシャルプランナー |
メリット | ・人とのコミュニケーションが得意な人は営業職に向いている ・頑張ればその分が収入になって返ってくる ・年齢を問わず働くことができる |
デメリット | ・ノルマが課せられる場合が多く、プレッシャーになる ・人とコミュニケーションを取るのが苦手な人は向いていない ・顧客の都合に合わせることもあり、不規則な勤務時間になることもある |
インターネットの普及により、自分で簡単に情報を集めることができるようになって営業職は以前よりも減ってきています。 そうは言いながらも、独自に調べられる内容には限界がありますし、専門的な知識を持っている人からの情報提供はまだまだ必要とされています。 今後、営業に必要な力は、顧客の困りごとや課題を探し出して顧客も問題を解決できるような提案をすることができることです。 人と人とのコミュニケーション、信頼関係を築くことはAIや機械が代わって行うことはできません。 これからの営業職は、コミュニケーション能力が高く、顧客に寄り添うことができる人の需要が多くなってきます。
資格取得費用 | 1次:14,500円 2次:17,800円 |
資格取得に必要な 学習期間 | 1日2時間で約12ヶ月 (約1000時間) |
受験資格 | なし |
合格率 | 1次:36.4% 2次:18.3% |
試験日程 | 毎年1回 (1次:8月・2日間) (2次:筆記・10月 口述・12月) |
これから需要が増える仕事の特徴
クリエイティブな仕事はAIや機械では代替できない
商品やサービスを販売するためにはコストダウンが重要になってきますが、一番初めに取り組むことというと人件費の削減です。 人件費を削減するために機械やAIが導入され、人の手に変わりロボットが働くようになります。 単純な作業や繰り返し行う仕事などは今後ますます機械に取って代わりますが、AIができないようなクリエイティブな仕事は今後も需要が高まっていきます。
ITに関わる仕事
AIが人に代わり仕事をこなしていく環境は今後もますます増えていくことが予測されますが、そのAIを作ることは人にしかできません。 そのため、ITに関わる仕事というのは減ることがなく、今後も需要は高まっていきます。 IT系の職種は需要が大きくなる一方で、それを作る側の人材が不足している状態です。 ITに関わる仕事はAIが変わって出来る仕事ではないため、今後も仕事として安定しています。
コミュニケーションが大切で人と人が関わる仕事
メールやオンラインツールを使って、直接人と会わなくても仕事が進められるような環境になってきました。 会社に出社しなくても在宅で仕事が完結できるような職種も多く、人と直接会ってコミュニケーションを取る機会が減ってきています。 在宅ワークや個人で完結できるような働き方は今後も増えていくと思われますが、その中で人と人が関わってコミュニケーションを取ることで成り立つ仕事は減ることがありません。 営業職やサービス業は特に人と人が関わって成り立つ仕事は減ることがなく、むしろ需要が高まっていく職種でもあります。
これから需要が増える仕事と資格・まとめ
AIが人に代わって仕事をすることで、人の仕事がなくなってしまうのではないか?と言われていますが、AIではできない分野では今後も需要が増えていきます。
なぜ需要が増える?
- AIや機械が苦手とする「クリエイティブな仕事」は、人が必要とされる
- そもそもAIや機械を作る側のIT分野の仕事は減ることはなく、今後も需要が増え続ける
- 人と人とのコミュニケーションが必要な仕事はAIが変わることはない
需要が増える仕事
- 介護職
- 看護師
- 保育士
- Webデザイナー
- ITエンジニア
- エステ、リラクゼーションサロン
- 営業職
これから需要がある仕事に活かす資格を目指す!
- 初心者でも安心して学べる教材やサポート、お手ごろな受講費用、多くの人に選ばれている通信講座「ユーキャン」
- 国家資格や難関資格をスマホ1台で学べ、低価格でお財布にも優しくて短期間で資格取得を目指せる通信講座は「スタディング」
- キャリアアップを目指す社会人向けの通信講座は「ヒューマンアカデミー」