子育てがひと段落すると、そろそろ仕事をしようかな?と考える主婦の方も増えてくるのではないでしょうか。
ただ専業主婦だった期間が長いと、仕事復帰に不安を感じる方も少なくありません。
この記事では、主婦の仕事復帰におすすめできる資格についてまとめました。
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主婦の仕事復帰におすすめの資格
簿記2級
簿記資格は人気資格のひとつです。
- 会社にとって大切な経済活動が理解できる
- 経理の知識とスキルは評価されやすい
- 取引先の財務状況が把握できる
- 幅広い業種で活用できる
- 独学でも取得を目指せる
どんな会社でもお金のやり取りがあれば経理業務は必ず必要です。
そのため簿記はニーズが高い資格と言われています。
ただ注意したいのは、仕事復帰には2級以上を目指す必要があります。
メモ
3級は個人商店など小規模な会社の経理が対象です。
2級を取れば株式会社で使われる会計知識を身につけられるので、仕事復帰には2級以上の取得を目指しましょう!
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>>簿記2級は食いっぱぐれないって本当?主婦が取得するメリット・デメリットを解説!
マイクロソフトオフィススペシャリスト(MOS)
どんな仕事でも多かれ少なかれ、パソコン操作は必須のスキルになってきています。
- パソコンスキルを物理的に証明することができる
- 知名度が高い資格なので就職でもアピールできる
マイクロソフトのオフィスはほとんどの企業で使われているソフトウェアです。
この辺りのソフトウェアは、一通り使えるようになると仕事がスムーズに進められます。
履歴書に記入しておけば、「パソコンの操作はできるんだな」と採用担当者に認識してもらえます。
新人ならともかく、中途採用者にパソコンの操作方法を一から教えるのは効率が悪いので好まれません。
もしパソコン操作に自信がない方は、マイクロソフトオフィススペシャリスト資格の勉強をしてみてはいかがでしょうか。
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>>主婦がMOS資格を取得しても意味がない?独学でも取得は目指せるの?
医療事務
医療事務は主婦に根強い人気がある仕事のひとつです。
人気の理由は?
- 正規社員、パートなど、雇用形態を選びやすい
- 家庭と仕事の両立がしやすい
- 家の近所で職場を見つけやすい
- 住む場所が変わっても仕事が見つけやすい
医療事務は医療系の仕事ではありますが、資格がなくても働くことができます。
また未経験でも募集があるところが多くあります。
資格をもっていることで、知識を身につけていることをアピールすることができますよ。
人気がある仕事なので、求人に応募する人も多くいます。
少しでも採用で有利にするために、資格保持をアピールすることがおすすめです。
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>>医療事務資格は意味ない?役に立たない?主婦が取得するメリットを解説!
介護福祉士
前職で介護職の経験がある人なら、介護福祉士の資格取得はおすすめです。
介護福祉士は、介護職の中で唯一の「国家資格」です。
人気の理由は?
- 介護職の人材不足で求人が多くて就職しやすい
- 資格手当がつく施設も多く、収入アップが見込める
- 管理職へのキャリアアップを目指せる
介護職は資格がなくても働けて求人も多く、未経験でも募集があるため、仕事復帰にも良い仕事です。
肉体労働で大変ではありますが、利用者さんやその家族の方に感謝されるので、やりがいを感じることができます。
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介護福祉士の取得には受験条件があるため誰でも取れる資格ではありませんが、初めての介護職なら「介護職員初任者研修」資格がおすすめです。
こちらの資格は、介護職の初歩的な資格になっていて、介護とはどういうものか基礎知識をしっかりと身につけることができます。
>>「介護福祉士」とはどんな資格?難易度や取得のメリットを確認しました
登録販売者
登録販売者は女性、特に主婦に人気がある仕事です。
人気の理由は?
- 職場となるドラッグストアなど、働く場所が多くある
- 資格手当がつくことが多いので、収入アップが見込める
- 正規社員、パートなど、雇用形態を選びやすい
- 住む場所が変わっても仕事が見つけやすい
登録販売者は風邪薬や頭痛薬など一般医薬品と呼ばれる薬を販売できる資格です。
ドラッグストアはもちろん、最近ではホームセンター、スーパー、コンビニなどにまで販売する場所が拡大しています。
そのため登録販売者の需要も高くなっているので、比較的求人募集も多くあります。
資格を持っていない場合でも、求人によっては「就職後に要取得」と書かれているところもあるので、先に取得しておけばスムーズです。
資格を持っていれば手当がつくところも多いので、給料アップも目指せます!
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>>登録販売者は本当に役に立たない?資格の将来性・取得後のメリットやデメリットをまとめました
日本語教師
少子高齢化によって働く人が減り、外国人労働者の受け入れが増えています。
そこで必要なのが、外国人に日本語を教える「日本語教師」です。
人気の理由は?
- 人手不足のため求人が多くある
- 一生働ける仕事として人気がある
2024年度以降に「公認日本語教師」資格として国家資格化が検討されています。
今後は様々な分野での労働力不足が原因で、外国人労働者がもっと増えていくと予想されています。
そうなると、日本語学校の教員、企業での日本語教師、小学校などの教育機関で日本語を教える講師など、様々な環境で需要が高まっていきます。
>>日本語教師はやめたほうがいい?資格取得のメリット・デメリットについてまとめました
なぜ資格があると仕事復帰に有利なのか?
離職時のブランクを埋めることができる
専業主婦で過ごしていた期間が長いと、仕事へのブランクがあるので不安に感じる方も多いと思います。
資格取得の勉強経験は、「計画性・意欲・真面目さ」をアピールできます。
また、面接の時にどうして資格を取ろうと思ったのか、ブランク中の経験をきちんと伝えることができればOKです。
自分の言葉でしっかりと伝えられることは、コミュニケーション能力の点でも評価されます。
ただし、資格の内容については説明不要です。
資格取得の理由や勉強経験、資格を何に活かしたいか、といった過程が大切になってくるからです。
履歴書に記入!アピールポイントが作れる
資格を取得すると履歴書に記入ができるので、一番初めのアピールをすることができます。
仕事に対する意欲をアピールすることができます!
但し資格なら何でも良いと思って”中学生で取った英検3級”などを書いてしまうと、仕事をするうえで価値がない資格は逆に悪い印象を与えてしまいます。
そのような資格は書かないように注意しましょう。
履歴書には、資格名だけでなく取得した日付もしっかり記入しておきましょう。
履歴書は採用担当者がまず初めに目を通すもので、この履歴書1枚で合否が決まってくると言っても過言ではありません。
社会復帰への自信にも繋がる!
資格を取ると、専門的な知識を身につけられます。
また取得するのに難しい資格なら、取得を目指すために努力をしてきたはずです。
しばらく社会に出て働いていないと、「仕事に就けてもしっかり働けるのかしら・・」と不安に思う方も多いと思います。
でも大丈夫です。
採用してくれる会社は、ブランクがあるのを理解して採用しています。
そして働きたいというやる気や頑張りに期待をしてくれています!
主婦が資格を選ぶポイント
難易度が高い資格は避けるべき
主婦が仕事復帰のために資格を取る場合、時間的にも学習内容でも難易度が高い資格は避けておきましょう。
また医師や看護師のように、何年も学校に通わないと受験資格が得られないような資格は、難易度の高さだけでなく、時間のハードルがあります。
主婦の場合、家庭の時間は必要になります。
家族が応援してくれる場合はチャレンジするのも良いかと思いますが、資格を選ぶときは、よく調べてからにするのがおすすめです。
興味がある資格を選ぶ
仕事復帰のための資格取得ですが、全く興味のない分野では勉強もはかどりませんし、そもそも勉強しようという意欲もわかないものです。
資格を選ぶときは、「興味がある、興味を持てる資格」や「目指す仕事に必要な資格」を探してみましょう。
その限られた時間の中で資格取得を目指すなら、勉強が苦にならない資格が良いですね!
ただし興味があるからと言って、仕事に活かせない趣味の資格などは選ばないようにしましょう。
求人が多くある仕事に関連する資格を選ぶ
せっかく取った資格が必要ない仕事だったら、意味がありません。
資格を活かすことができる仕事の求人数を確認してみましょう。
知名度もあって難易度が高く、みんながすごい!と思うような資格を取っても、それを活かせる求人募集がないと宝の持ち腐れになりますし、資格を取るためにかけた時間も無駄になってしまいます。
「こんな仕事をしてみたい、こういう職種の仕事がしてみたい」と思う仕事があれば、それに必要な資格をまずは調べてみましょう。
主婦の仕事復帰におすすめ資格・まとめ
主婦の仕事復帰におすすめの資格
- 簿記2級
- マイクロソフトオフィススペシャリスト
- 医療事務
- 介護福祉士
- 介護職員初任者研修
- 登録販売者
- 日本語教師
今回おすすめした資格は、女性が働きやすい仕事で取得の難易度が高くないものをまとめました。
資格がなくても仕事に就くことはできますが、久しぶりの仕事復帰でブランクを感じている方には資格取得をおすすめします。
資格は知識やスキルが身についていることの証明になりますし、履歴書でのアピールポイントにもなります。
これから仕事復帰しようと考えている主婦のみなさん、資格の取得を目指してみてはいかがでしょうか。
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