こんな方におすすめ
- 人生やり直したいから高収入を狙える資格が欲しい!
- 国家資格を取って人生やり直したい!
30代の女性が国家資格を取ることで専門性を高めることができますし、仕事の幅を広げていくことができます。
でも「資格を取れば就職や転職が簡単になる!」という考えは、注意が必要です。
国家資格をより有利に活かすためには、即戦力になれる資格選びが重要になってきます。
この記事では、30代女性が国家資格を取ることのメリットやおすすめの国家資格についてまとめました。
30代女性におすすめ国家資格
行政書士
行政書士は、官公署へ提出する必要がある書類の作成、行政への許認可申請書類を作成、相談業務などを行う国家資格です。
長く働ける資格を取得したい!という方におすすめな資格です。
行政書士の求人はあまり多くなく、どちらかというと独立して仕事がしたい方が多いのが特徴です。
資格を取得できれば、実務経験が未経験でも独立しやすいので、将来的に独立を考えている方にはおすすめできる資格です。
ただ、独立したら簡単に仕事が受注できる訳ではないので注意が必要です。
独立開業に向いている人
- 同業者、それ以外のあらゆる方面で幅広い人脈を気づくためのコミュニケーション能力がある人
- 先輩行政書士との交流の場に積極的に参加して懇意にできる人
- 積極的に営業活動ができる人
- いつ問い合わせがきても、どんな業務にも対応できるよう常に努力を続けられる人
行政書士として働く方の年齢層は幅広く、40代以上の方が多く活躍しています。
30代のうちに資格を取り、子育てが落ち着いたころに起業したり行政書士として働ける求人を探すというキャリアも考えられます。
[st-myblock id=”5736″]
キャリアコンサルタント
キャリアコンサルタントは、社内であれば今後のキャリア、スキル、悩みや不安など、社外であれば就職や転職などの相談を受け、相談者の希望するキャリアを実現するための支援を行います。
キャリアコンサルタントは主に企業内で活躍できる国家資格です。
主な勤務先
- 企業内の人事部署で社員のキャリアプランニングを支援
- 人材派遣や人材紹介会社などで、スキルや能力に合わせた人材コーディネートを行う
- 大学などの教育機関、公的就労支援機関でキャリアコンサルティングを行う
社内で人事部へ異動したい、人事の仕事に関わっているので本格的に知識を身につけたい、という方には資格の取得がおすすめです。
キャリアコンサルタントの資格と相性が良い資格を取得すると、更にスキルアップを目指せたり、活躍の幅を広げることができるようになります。
- 社会保険労務士
採用から退職までの「労務」や「社会保険」、「年金」などの知識があれば様々な支援ができるようになります - ファイナンシャルプランナー
今後のライフブランの中で生活設計や税金、保険など、お金に関係する悩み事を持っている方の相談にも対応できるようになります - メンタルヘルスマネジメント
従業員のメンタルヘルスの不調に対してケアができるようになります - 公認心理師
心理資格では国内初の国家資格で、相談者に対して、キャリアだけでなく心理的な面からも支援することができます
[st-myblock id=”5739″]
キャリアコンサルタントの学習費用
302,500円
※「教育訓練給付制度」対象
宅地建物取引士
宅地建物取引士は資格を持った人しかできない重要事項の説明や契約書の締結業務など、独占業務があります。
また賃貸住宅などを取り扱う不動産屋などでは5人に1人、宅地建物取引士を設置する義務があります。
独立より就職や転職で資格を活かすことができます。
宅地建物取引士は、不動産業ではなく宅地建物取引業、つまり土地や住宅の売買ではなく、アパートやマンションなどの売買がメインです。
住宅メーカーではなく、街の不動産屋さんといったイメージでしょうか。
資格取得後は独立するというよりも、不動産業への就職や転職で有利になってきます。
不動産業のような営業職はAIが人に代わって仕事を行うことが難しいため、求人が減ることもありません。
受験資格もないため、誰でも資格取得を目指すことができ、人気のある資格です。
[st-myblock id=”5734″]
宅地建物取引士の取得費用
(合格特典・割引制度あり)
59,800円~
※12ヶ月で取得可能
ファイナンシャルプランナー2級
ファイナンシャルプランナーはお金に関する様々な悩みについて相談を受けることが主な仕事です。
年金、保険、税金、投資、住宅ローンや老後の資金等、様々な知識を持つ、お金のプロフェッショナルです。
ファイナンシャルプランナー3級は資産運用の基礎的な知識の習得になるので、仕事に役立てていく場合は2級の取得がおすすめです。
2019年に通信講座のユーキャンが調査したビジネスパーソンが選ぶ、武器になる資格で、ファイナンシャルプランナーは2位に入っていてお金に関わる資格が注目を集めていることが分かります。
参照:ユーキャン 2019年のトレンド予測と資格取得に関する意識調査
国家資格としての知名度は高く、その割に難易度は高くないので、国家資格を取得したいという方にはチャレンジしやすい資格と言えます。
ファイナンシャルプランナー資格と相性が良い資格を取得すると、更にスキルアップを目指せたり、活躍の幅を広げることができるようになります。
- 行政書士
官公庁への申請書類作成手続き代理、相談などを行います - キャリアコンサルタント
今後のキャリアに対する不安や悩み、就職や転職など相談者の相談を受け、実現に向けた支援を行います - 社会保険労務士
社会保険や労働保険の書類作成や行政機関への提出などを行います
[st-myblock id=”5731″]
介護福祉士
介護福祉士は主に介護施設などで食事・入浴・排泄などの介助を行います。
様々な施設などで働くことができる資格です。
- 介護老人保健施設
- 特別養護老人ホーム
- 通所リハビリテーション施設
- デイサービスセンター
- グループホーム
- 身体障がい者施設
- 訪問介護サービス事業
- 介護福祉士の養成校の教員など
介護の資格は様々あるので、介護福祉士を取得後はスキルアップやキャリアアップを目指す人は関連資格を取ることもおすすめです。
- 認定介護福祉士
- ケアマネージャー(介護支援専門員)
- 社会福祉主事(社会福祉主事任用資格)
- 医療介護福祉士
- 喀痰吸引等研修
また、介護福祉士資格を取得していると、保育士試験の一部が免除されるので、ダブルライセンスを目指す方にはおすすめです。
免除される科目
- 社会福祉
- 子ども家庭福祉
- 社会的養護
※保育士試験の前9科目中、上記3科目
介護と保育士のダブルライセンスを持つことは、福祉の知識が増えたり、仕事の選択肢が増えるので、働く環境が多くなるというメリットもあります。
保育士
保育士は、0歳児の赤ちゃんから小学校入学前で保育が必要な子どもたちの身の回りのお世話や、遊びや運動などを通して成長支援を行います。
子どもが好きな方はもちろん、セカンドキャリアを見据えている方にも保育士資格はおすすめです。
保育士は人材不足もあり、60歳以降の方でも現役で働いている方が多くいて、定年後の再就職先としても注目されています。
保育士の人材不足には、仕事に見合った収入が得られない、低所得という現状があります。
参考
これらについては、厚生労働省が保育士の処遇改善を行い、賃金の値上げが実施されました。
一次的な処置ではありますが、今後も引き続き同様の措置を行うこととしています。
一次的な処置ではありますが、今後も引き続き同様の措置を行うこととしています。
今後も保育士の業務環境は改善していくと思われますし、AIが代われる仕事ではないので今後も保育士の需要が見込め、安定して働ける仕事と言えます。
[st-myblock id=”5737″]
30代女性が国家資格を取るメリット
実務経験がある資格を取れば就職や転職で有利になる
30代からの就職や転職は、実務経験が重視されます。
国家資格を取るなら「過去に経験のある業務」に関連した資格がおすすめです。
資格を持っていれば一定上の知識やスキルを身につけていることの証明にもなります。
さらに実務経験があれば即戦力として働くことができるので、就職や転職活動の際に採用担当者へ良い印象を与えることができます。
一時的に仕事から離れても資格は消えない
女性の場合、結婚、出産、その他いろいろな理由で仕事を辞める場合もありますが、一度取得した資格はなくなることはありません。
次に仕事へ復帰するときも、もちろん資格が有効になりますし、履歴書に記載することもできます。
一点注意が必要なのは、資格を維持するために更新が必要な国家資格があるということです。
更新が必要な資格
- 宅地建物取引士
- 中小企業診断士
- 管理業務主任者
- 2級FP技能検定
- キャリアコンサルタント
(一部抜粋。詳細については資格毎に要確認。)
失効していると、無資格で業務を行っていることになってしまいます。
国家資格を取得するときは、更新の有無があるかをしっかり確認しておく必要があります。
自分の自信に繋がる
国家資格は難易度が高い資格が多いので、取得までに努力して勉強を続け試験に合格できたことは、自分自身に自信が持てるようになります。
自分に自信を持つメリットは?
- 何事にも、物事を前向きに考えられるようになる
- 失敗したとしても、モチベーションを保つことができる
- 心に余裕が持てるので、人としての魅力が増す
- 何でもやってみよう!という行動力が生まれる
仕事や家事・育児で忙しい毎日の中、スキマ時間を活用して学習に取り組み、努力した実績は、次に何かを始めるときのモチベーションアップにもなります。
30代女性におすすめ国家資格・まとめ
30代女性が国家資格を有利に活かすためには、即戦力になれる資格を取得する必要があります。
過去に働いたことがある仕事に関連した国家資格を取ると、国家資格の強みを活かすことができます!
国家資格を取得するメリット
- 30代の就・転職は実務経験が重視されるため、過去に経験がある業務に関連した国家資格を選ぶと良い
- 仕事から一時的に離れても、一度取得した資格はなくなることがない
- 難易度が高い国家資格を取ることで、自分への自信に繋がる
仕事・家事・育児などで、主婦の方は忙しい毎日を送っていると思いますが、この先より高い収入を目指して働きたい、スキルアップを目指したいと考えている方は、国家資格の取得がおすすめです。
女性の場合、家族、子どもとの時間も大切にしながら仕事をしていくことになります。
ワークライフバランスを考えながら、自分が目指すキャリアプランに向けて国家資格の取得を目指してみてください!
[st-myblock id=”5704″]