こんな方におすすめ
- 40代、50代のおばさんだけど、取れる資格があるのか知りたい方
- おばさんにおすすめな資格は何があるのか知りたい方
- おばさんが資格を取って意味があるのか疑問に思っている方

と思っている40代、50代の女性も多いのではないでしょうか。
40代、50代になると、見た目の美しさではなく内面の美しさが現れてきます。
世間からはおばさんと呼ばれる年齢かもしれませんが、色々な経験を重ねてきた今だからこそ、これからますます輝いていける年齢ではないでしょうか。
内面を磨くという意味でも新しいことにチャレンジするのはとても大切です。
この記事では、40代、50代のおばさんでも取れる資格についてまとめました。
おすすめしたい!おばさんでも取れる資格
仕事や転職・再雇用に活かせる資格
宅地建物取引士
宅地建物取引士は、土地や建物の売買、賃貸などの取引の際に、専門的知識のない買主や借主に対して不利にならないように重要事項の説明を行うことができます。
受験資格がなく、学歴や年齢に関係なく資格を取得することができます。
不動産業界では必要な資格になりますから、転職や再雇用でも有利になります。
また資格を持っていれば独立・開業をすることも可能です。
例えば、自分と同世代の40代や50代の女性をターゲットにした不動産を開業なども面白いかもしれません。
資格名 | 宅地建物取引士(宅建士) |
受験資格 | なし |
受験費用 | 8,200円 |
学習期間 | 約300時間 (1日2時間で6ヶ月) |
試験日程 | 毎年1回、10月の第3日曜日 |
合格率 | 約15%~18% |
登録販売者
登録販売者は、ドラッグストアや薬局など風邪薬や頭痛薬などの一般医薬品の販売を行うことができる資格です。
一般医薬品の販売は有資格者が店舗にいることが条件とされています。
近年はドラッグストアの増加、一般医薬品の販売場所がホームセンターやコンビニなどにも広がったため、登録販売者の需要は高まっています。
求人も年齢に関係なく募集されているところが多く、正規社員はもちろん、パートやアルバイトなど働き方を選択できることが多いので、仕事と家庭のバランスを保ちたい方にも働きやすい職種です。
資格名 | 登録販売者 |
受験資格 | なし |
受験費用 | 12,800~18,200円 (各都道府県により異なる) |
学習期間 | 約300時間 (1日2時間で5~6ヶ月) |
試験日程 | 年1回 (各都道府県によって日程は異なる) |
合格率 | 約40%~50% |
ファイナンシャルプランナー
ファイナンシャルプランナーは私たちの生活に欠かせないお金に関する知識を持ちアドバイスやサポートを行うことができるスペシャリストです。
住宅ローンや教育資金、年金や保険、税金、相続など、お金に関係する知識を学び、個人や企業の資産運用についてアドバイスをすることができる国家資格です。
40代、50代の女性の場合、保険会社の営業職は需要が多くあります。
それ以外でも金融業や不動産業、士業などへ活かすことができます。
資格名 | ファイナンシャル・プランニング技能士 |
受験資格 | (1) 日本FP協会が認定するAFP認定研修を修了した者→本講座の提案書課題の修了がこれに該当します (2) 3級FP技能検定の合格者(金融渉外技能審査3級を含む) (3) FP業務に関して2年以上の実務経験を有する者 |
受験費用 | 学科試験:5,700円 実技試験:6,000円 |
学習期間 | 150〜300時間 (1日2時間で3~5ヶ月程度) |
試験日程 | 年3回 (1月/5月/9月) |
合格率 | 約25~30% |
おばさんでも需要がある資格
医療事務
医療事務は病院や診療所の受付業務やレセプト業務、その他の事務作業などを行う仕事です。
体力を使うような仕事ではありませんし、年齢に関係なく働くことができるので、年齢制限がない求人も多くあります。

また60歳定年の縛りがない職場も多いので、長く働けるのも魅力の一つです。
資格名 | 医療事務技能審査試験 |
受験資格 | なし |
受験費用 | 7,700円 |
学習期間 | 200~300時間程度 |
試験日程 | 在宅試験 |
合格率 | 約70% |
保育士
保育士は、保育園や児童施設で未就学児の子供の身の回りのお世話を行います。
共働き世帯の増加に伴い保育施設も増えていますが、保育士の数が足りておらず慢性的な人材不足になっています。
そのため求人も多く、40代、50代でも重宝されます。
子育てをしてきた主婦の方なら、自分の育児経験を活かすことができますし、子どもが好きな方なら、子どもたちの成長を楽しみながら働くことができます。
資格名 | 保育士 |
受験資格 | ・平成3年3月31日以前卒業 受験資格有り ・平成3年4月1日以降卒業で保育科を平成8年3月31日以前に卒業 受験資格有り ・2年以上かつ2880時間以上、児童等の保護または援護に従事した勤務経験がある ・受験資格に該当する施設で働いている場合 受験資格有り |
受験費用 | 7,700円 |
学習期間 | 100~180時間 (1日1時間で3~6ヶ月) |
試験日程 | 年2回 前期:筆記4月 実技7月 後期:筆記10月 実技12月 |
合格率 | 約70% |
趣味や副業に活かせる資格
終活アドバイザー
終活アドバイザーは、人生最後の時に向けたライフプランのアドバイスや財産管理、相続、年金、お葬式などについても相談やサポートを行うことができます。
これから先、高齢者の方は増加していきますし、親や自分自身もいずれは同じように終活をする時が訪れます。
いざという時、終活アドバイザーの知識を活かすことができますし、市民センターのような場所や高齢者が集まる施設などで終活についての説明やアドバイス等を行う副業も可能です。
ネイリスト
ネイリストは資格がなくても名乗ることもできますし、仕事として働くこともできます。
ネイルが好きな方、普段からセルフネイルをしている人なら、ネイリストの資格を勉強することで、知識や技術を学ぶことができるのでネイルをもっと楽しむことができます。
友人や知り合いに施術してあげることもできますし、最近では福祉ネイリストという高齢者の方を対象にする職業もあります。

趣味としてだけでなく、開業や副業としても始めやすい資格でもあります。
中小企業診断士
中小企業診断士は中小企業の経営診断や助言、事業計画書の作成支援を行う仕事がメインです。
中小企業診断士の資格を持っていれば、企業コンサルタントとして副業することができます。
平日はもちろんですが、週末起業家としても働きやすく、資格を持っていれば年齢も関係ありませんから、40代、50代からでも資格を取得するメリットがあります。
資格名 | 中小企業診断士 |
受験資格 | 1次:なし 2次:1次合格者 |
受験費用 | 1次:14,500円 2次:17,800円 |
学習期間 | 約1000時間 (1日2時間で約12ヶ月) |
試験日程 | 年1回 (1次:8月・2日間 2次:筆記・10月 口述・12月) |
合格率 | 1次:36.4% 2次:18.3% |
おばさんでも取れる資格選びのポイントは?
仕事をするために転職や再就職に活かせるか?
40代、50代は子育てが落ち着いて自分の時間が増えてきます。
仕事を始めたい人、もっと条件の良い会社に転職をしたい人など、働きたいと考える人が多くなってきます。
ただ40代、50代での再就職や転職は難しいのが現実。
特に社会から離れていた専業主婦や未経験の職種に就職や転職を希望している人は、何も武器がないと採用はまず無理といってよいでしょう。
そのため、おばさんと呼ばれる年代の女性が今から資格を取るなら、転職や再就職に有利になるような資格がベストです。
未経験だったとしても、資格を持っていることで知識やスキルはあります!とアピールすることができますし、採用担当者に与える印象も変わってきます。
仕事を始めたいと考えている方には、せっかく時間をかけて勉強するのなら転職や再就職に活かせる資格を取ることをおすすめします。
生活を豊かにすることができるか?
ただ資格を取っても、何にも活かせなかったら宝の持ち腐れです。
せっかく資格を取るのであれば、毎日の生活を彩り豊かにできる資格を取ってみてはいかがでしょうか?
ひと昔前は資格と言うと「仕事に必要なもの」という印象でしたが、最近では生活に密着した資格、趣味の資格など、たくさんの種類があります。
その中で、興味があるもの、好きだけどそこまで知識がないもの、もっと知りたいと思っていたものなど、自分の興味があるもの、惹かれる資格を取ると、勉強すらも楽しくなってきます。
それらの資格を取っていくと、趣味としてはもちろんですが、人に教える機会があったり、SNSや開業などで仕事になっていく可能性も秘めています!
興味があるものには人は一生懸命になることができますよね。
生き生きとした素敵な「おばさん」を目指すのに資格取得というのも一つの手段です!
将来性のある資格なのか?
取得したい資格に将来性があるのかを考えてみると、資格の活かし方が変わってきます。
ただ闇雲に取っても資格の使い道がありませんし、勉強する時間を割いてまでやる意味もありません。
その資格が仕事に役に立つものなのか、自分の生活に役立つものなのか、どうやって活用できるのか、という先のことを考えてみることをおすすめします。
40代、50代のおばさんには無駄に時間を使ってほしくありません!
少しでも自分の興味が沸くもの、楽しめるもの、好きなことに時間を使ってほしいなぁと思います。
おばさんでも取れる資格を持つ意味は?
現在仕事をしていて、スキルアップのために資格を取りたいという場合には、大いに意味があります。
資格を取って昇給を目指す、給料アップを目指すなどなど。
この場合は資格を取ることが仕事に直結しているので、資格を取る意味なんて考えることはないですね。
じゃあそれ以外の人は?
40代、50代になってくると、新しいことにチャレンジする機会は、自分から行動しない限りほとんどありません。
勉強だって、全くする機会もなくなります。
目標をもって毎日過ごすことがなくなる年代でこそ、「資格取得」が小さなチャレンジとして最適なんです。
難関資格を目指さなくても、1ヶ月から3ヶ月ほどの勉強で取れる資格はたくさんありますし、資格取得を目指して勉強することで得られるメリットもたくさんあります。
- やりがいを得られる
- モチベーションアップに繋がる
- 達成感を得られる
- 自己肯定感が得られる
40代、50代はまだまだ若々しく、毎日を充実させたい年齢です!
資格取得をきっかけに自分に変化を与えてみてはいかがですか。
おばさんでも取れる資格・まとめ
資格選びのポイント
- 就職や転職を目指す場合、仕事に活かせる資格か?
- 好きなことや生活を豊かにできる資格か?
- 将来性のある資格か?
年齢的にはおばさんと言われても、40代、50代はまだまだ新しいことにチャレンジできる年齢です。
大きいことにチャンレジするのは勇気がいりますが、資格取得は手軽に始められて、試験合格という達成感も得られるのでおすすめです。
おばさんでも取れる資格
- 宅地建物取引士
- 登録販売者
- ファイナンシャルプランナー
- 医療事務
- 保育士
- 終活アドバイザー
- ネイリスト
- 中小企業診断士
仕事のスキルアップに、新しい仕事にチャレンジ、生活を豊かにするために、資格取得を目指してみてはいかがでしょうか。