40代になると子育てにもゆとりがでてきて、「そろそろパートでも始めようかな?」と考えている主婦の方も多いのではないでしょうか。
または、「もう既にパートで働いてはいるけれど自分の思う条件で働けない」と不満を抱えている方もいると思います。
パートの場合、扶養の範囲内で働くと時間が限られてしまったり、仕事内容に制約が出てしまう部分もありますが、子どもや家族との生活を優先しやすく、ライフワークバランスを取りやすいというメリットもあります。
でも「パートだから」とあきらめず、自分の条件にあう仕事を見つけると、働くことへのモチベーションを高めることができると同時に、パートでも高収入を目指していくことができます。
この記事では、40代主婦のパート探しにおすすめの資格をまとめました。
40代主婦のパート勤めにおすすめの資格7選!
医療事務
医療事務がおすすめな理由
- 年齢に関係なく求人があり、一度仕事に就けば長く働くことができる
- 病院の数が多く、仕事を見つけやすい
- ご主人の転勤などで引越をしても、次の仕事を見つけやすい
医療事務は幅広い世代の女性に人気のある仕事です。
働くために学歴や資格は必要ありませんが、事前に専門学校や通信教育で医療事務の仕事について学習し資格を取得する方が多くいます。
総合病院は正社員や派遣雇用が比較的多いのですが、街の診療所や医院ではパート雇用が多くなっています。
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登録販売者
登録販売者がおすすめな理由
- 資格手当がつく職場が多いので、収入アップを目指せる
- 主な職場であるドラッグストアは店舗数も多く、仕事を見つけやすい
- 資格取得の難易度は高くない
- ご主人の転勤などで引越をしても、次の仕事を見つけやすい
登録販売者は比較的新しい資格ですが、需要が高く主婦の方に人気がある資格です。
一般用医薬品(第2類・第3類に限る)を販売することができるので、ドラッグストアはもちろん、一般用医薬品を取り扱うスーパーやホームセンターなどでも求人があります。
正社員募集もありますが、同じくらいパートやアルバイトなどの募集もあるので、パートでも働きやすい環境と言えます。
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マイクロソフトオフィススペシャリスト(MOS)
MOSがおすすめな理由
- ほとんどの職場でオフィスは必要なスキル
- マイクロソフトオフィスのスキルを証明できる
- 事務職を希望する場合、有利になることがある
マイクロソフトオフィススペシャリストは、事務系の仕事を希望する人なら必ず身につけておきたいスキルです。
オフィスの”エクセル”や”ワード”はどの会社でも日々の業務に使われているため、スキルがない場合は就職への募集も難しくなります。
マイクロソフトオフィススペシャリストは民間資格にはなりますが知名度は高いので、履歴書に記載すればスキルのアピールポイントになります。
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CADオペレーター
CADオペレーターがおすすめな理由
- パートでも高収入が目指せる
- 在宅でも仕事ができる
- 年齢制限がないので、40代主婦でも仕事に就ける
CADオペレーターは、需要が高く、性別や年齢に関係なく働くことができる仕事です。
CADには大きく「建築CAD」「機械CAD」の2種類があります。
どちらも専門的な知識が必要な分野にはなりますが、オペレーターの仕事は設計ではなく、設計者が作ったものをCADデータに書き上げるといった感じです。
他の仕事と比較しても高単価な仕事なので、CADに興味がある方、少しでもCAD経験がある方は、ぜひチャレンジしてほしい仕事です。
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保育士
保育士がおすすめな理由
- パートの求人も多く、仕事が見つかりやすい
- 資格手当がつく職場が多いので、収入アップを目指せる
- パートから正社員を目指したり、60歳以降も働ける
共働き世帯が増えたことで保育施設も増えていきましたが、保育士が足りない状態で近年問題視されています。
そのためパートでも募集が多く、仕事が見つけやすい環境にあります。
保育士資格は国家資格で一生有効な資格です。
60歳を過ぎても仕事がしたい、子どもが好きだから子どもに関わる仕事がしたい、という方にもおすすめな資格です。
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簿記2級
簿記がおすすめな理由
- 正社員からパート、派遣社員など、求人募集が幅広くある
- 経理、総務、税理士や会計事務所など、簿記の需要が広い
簿記資格は公的資格にはなりますが、知名度が高いので履歴書に記載して簿記資格をアピールすることができます。
簿記2級となると難易度が高く、合格率は20%のため評価は高くなります。
求人募集があるのは2級がほとんどです。
簿記2級は、事前に3級を取得する必要もありませんし誰でも受験できるので、簿記資格を目指すなら2級資格にしましょう!
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危険物取扱者 乙4種
危険物取扱者がおすすめな理由
- 難易度が高くないので資格が取りやすい
- 講義やテキストは分かりやすい?質に問題ないか
- 受けられるサポートは?無理のない受講期間か?
危険物取扱者は危険物を取り扱う場所では必須の資格になるため、常に需要が安定しています。
就職に繋がりやすい資格なので、40代からの取得がむしろ穴場になってきます。
他には薬品などを取り扱う工場や運送会社など、資格を活かせる職場は多くあります。
まずは一般的な「乙4」と呼ばれる乙種4類が取りやすくておすすめです。
介護職員初任者研修(ホームヘルパー2級)
危険物取扱者がおすすめな理由
- 正社員からパート、派遣社員など、求人募集が幅広くある
- 介護職の人手不足により求人が多い
- 年齢を問わず働きやすい
- 資格手当がつく職場が多いので、収入アップを目指せる
介護職は女性の活躍が多く、年齢が問われることもないので、パートでも働きやすい仕事です。
介護職は資格がなくても働くことはできますが、資格を持っていることで出来る仕事の幅が広がります。
介護職のキャリアを積んで、将来的に介護福祉士の国家資格を目指せば、キャリアアップを目指すことも可能です。
受験資格 | 特になし。誰でも受験可能。 |
合格率 | 非公開 |
合格点 | 100点満点中70点以上 |
試験日 | スクールによって異なる |
資格がなくても高収入が狙える仕事
働くというと「外に出て仕事を探す」という事をしている人が多いかと思いますが、今は働く方法の選択肢が多くあります。
家に居ながら仕事をすることもできますし、パートよりも高収入を得ることもできます。
自分の得意なこと、出来そうなことがあったら、ぜひチャレンジしてみてはいかがでしょうか。
データ入力
データ入力がおすすめな理由
・資格がなくても、誰でもチャレンジできる
・在宅ワークができる
データ入力は、クライアントから発注されたデータを指定のフォーマットにデータ入力していく仕事です。
パソコン操作ができれば資格も不要、誰でも受けられる仕事です。
パソコン1台あれば仕事を見つけるところからデータ入力、納品まで完結してしまうので、家で仕事をしたい方にはピッタリです。
初めは仕事探しが難しいかもしれませんが、少しずつ実績を増やしていくことで仕事の受注が受けられることもあります。
始めのうちは低単価のアンケート入力などをこなしながら徐々に実績を積み、データ入力のお仕事を受注できるようになりました。
1回仕事を頂いた方に再度発注していただいたり、継続して仕事をもらえることもありましたよ。
パソコン操作に自信がない、という方はマイクロソフトオフィスのソフトが学べる講座を受けてみるのもおすすめです。
在宅ワークだけでなく、将来再就職を考えている場合にも役立ちます。
Webライター
Webライターがおすすめな理由
・資格がなくても誰でもチャレンジできる
・パソコン1台で仕事ができる
・継続的に仕事が受注できれば、パートよりも高収入を目指せる
Webライターとは、ブログやネット記事などの執筆を行う仕事です。
企業や個人でWebサイト等を作成している人が外注した記事執筆の仕事を受注し、記事作成を行います。
パソコンがあれば仕事ができるので、子どもの面倒を見ながら在宅ワークも可能です。
また自分自身でブログやWebサイトを作成し、運営していくこともできます。
デメリット
・すぐに仕事が見つかるわけではない
・自分から仕事を探しにいく必要がある
・慣れるまでは単価の安い仕事をしながら経験を積む必要がある
・自分で分からないことを調べたりするのが得意な人には向いている
1人で仕事をしていくので、クラウドソーシングなどで仕事を探すところからのスタートになります。
自分から積極的に動ける方、調べることが苦にならない方にはおすすめです。
Webライティングにはひとつの記事を完成させる楽しさと、サイトに掲載される喜びがありました。
始めは何時間もかけて数百円の記事作成をしていましたが、経験を積むと単価も上がり、記事を書くスピードも早くなるので、月に数万円を稼ぐことができました。
Webデザイン
Webデザインがおすすめな理由
・資格がなくても誰でもチャレンジできる
・在宅ワークができる
・継続的に仕事が受注できれば、パートよりも高収入を目指せる
インターネットが生活の一部になっている近年では、Webデザインの需要は高まっています。
本格的なWebサイトの制作から、バナーやアイコンの制作など幅広く、パソコン1台あれば家に居ながら仕事をすることができます。
「Webデザインに興味はあるけど、どうやって始めたら良いの?」と思う方には、Webデザインの知識を学びながら仕事の獲得方法まで学べるようなスクールがあるので、興味がある方はチェックしてみてはいかがでしょうか。
プログラミング
プログラミングがおすすめな理由
・単価が高いので高収入を目指せる
・在宅ワークができる
・年齢に関係なく働くことができる
プログラマーは、作られた設計図に基づいてプログラムを作成する仕事です。
小学生授業でも2020年からプログラミングが始まり、今後もプログラミングの需要が高まっていきます。
何より報酬単価が高いので、プログラマーとして働くことができればパートよりも高い収入が目指せるメリットがあります。
「独学では自身がないなぁ」という方は、オンラインスクールで学ぶという手もあります。
初期費用は発生しますが、初心者でも効率よく学ぶことができて、仕事の紹介サポートがあるスクールもありますので、気になる方はチェックしてくださいね。
パートでも資格を持つメリットは?
専門的な資格は手当がつくことが多い
資格保持者には資格手当が就く企業は多くあります。
”危険物取扱者”資格は「独占業務資格」と言って、資格を持っている人しかできない業務があります。
”保育士”資格は「名称独占資格」と言って、資格を持っている人しか保育士と名乗ることができないと決められています。
国家資格の場合、国の法律に基づいて技能や能力が証明されていて、社会的な評価も高くなります。
国家資格ではなくても”簿記”のように専門的な知識が必要な資格は、認知度も高く、就職でも有利になってきます。
働きたい職種にあった資格を目指してみましょう!
特定の知識やスキルがあることをアピールできる
今はどの職種も人材不足のところが多く、未経験でも採用したいと考えている企業が増えています。
ただ、「本当に未経験な人」と「未経験だけど知識はある人」だったら、どちらが採用されるでしょうか。
会社側からしたら一から教える必要がない「未経験だけど知識はある人」を採用したいはずです。
パートから再就職を目指すときにも役に立つ
この先、パートからフルタイムへ、パートから正社員へ、ステップアップを目指すこともあるかもしれません。
資格は対外的にスキルを証明できるもので、アピールポイントにもなります。
また資格を取るために取り組んだ実績、努力を認めてもらえることもあります。
「どんな資格を取ったらいいか分からないなぁ・・・」という人も多いと思います。
具体的に働きたい仕事、興味がある資格がなければ、何を取ればいいか迷ってしまいます。
「ユーキャン」では150以上の資格講座がありますが、自分にピッタリの資格が探せる「適性診断」ができるページがあります。
こういったサイトを活用して、資格探しをしてみるのもいかがでしょうか。
主婦のパートにおすすめの資格|まとめ
おすすめ資格7選
・医療事務
・登録販売者
・マイクロソフトオフィススペシャリスト
・CADオペレーター
・保育士
・簿記2級
・危険物取扱者
パート勤めでも資格を持つことで、資格手当がついたり、専門的な仕事に就けるようになります。
将来、パートから違う働き方を目指すときにも、スキルの証明になり自身のアピールポイントにもできます。
大人になると自分から積極的に勉強する機会はほとんどありません。
また目標をもって何かに取り組むことも少なくなります。
タマコは簿記資格を取るときに、10数年ぶりに勉強に取り組みました。
その時は、久しぶりの勉強に楽しさとやりがいを感じることができました
パート勤めに活かせるのはもちろんですが、大人の勉強にも資格取得はおすすめです。
興味を持てる資格があったら、ぜひチャレンジしてみてはいかがでしょうか。
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